ひーの雑記帖
ひーの雑記帖
今は遺跡。
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第8回ふぇらいとじしゃくOFF会 レポート
第8回ふぇらいとじしゃくOFF会のレポートです。私見もいくらか入ってます。
(会話部分の表記はややうろ覚えですが、意味的には殆ど再現した心算です。)
『レポートを見ていない時のページの縦の長さ』に優しい東北永夜抄式を採っています。
それではしめやかに執り行いましょう。
(´・ω・`)
第8回ふぇらいとじしゃくOFF会のレポートです。私見もいくらか入ってます。
(会話部分の表記はややうろ覚えですが、意味的には殆ど再現した心算です。)
『レポートを見ていない時のページの縦の長さ』に優しい東北永夜抄式を採っています。
それではしめやかに執り行いましょう。
(´・ω・`)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
目次(参考文献:ガリレオ)
第一章・起床る(おきる)
第二章・腐女る(くさる)
第三章・騒音ぐ(さわぐ)
第四章・迷走う(さまよう)
第五章・駄弁る(だべる)
最終章・離散る(ちる)
解説・今日の単語集
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
第一章 起床る ― おきる
親が出かけるそうだからついでに乗せて貰った。
車で行ったので本来の予定より10分くらい早く、9時20分くらいに着いた。
が
「武蔵野線各駅でお待ちのお客様にご連絡いたします。南越谷駅付近を走行中の
車両に異常が見られたため、現在車両の緊急点検を行っています。乗車中の
お客様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、運転再開まで今暫くお待ちください。」
( ゚д゚)……
結局到着したのは本来の予定を5分過ぎて10時25分。
奏汰氏と紫鴉氏を発見。
俺「こんにちは」
奏「うぉっ!?」
俺「え」
奏「びっくりした」
紫「どこから来たんですかw」
俺「いや、そこから。」
それから3人で待つ。
池袋駅東口の情景。
奏「ひーさん」
俺「ん?」
奏「遅く来た方になんか罰ゲームをさせないかと紫鴉が言ってるんですが」
俺「いいんじゃないですか。」
紫「何にしましょうか」
俺「それを考えるのはあなたたちの役目でしょう。」
(いろんな意味で)
集合時刻の30分を過ぎて35分、40分と経つが、一向にTB氏と豆乳氏が現れない。
奏「連絡します?」
俺「そろそろするべきですかね」
紫「ちくわさんと豆さんのどっちに」
俺「どっちでもいいんじゃないですか?」
奏「ちょっと連絡してくるので、誰か一人残っててm」
俺「わかりました」
しばし待つ。報告を聞く。豆乳氏はもうすぐ来るとのこと。安堵。
しかし、TB氏は何故か「30分丁度に着いた、でも周りに誰もいない」と言っているらしい。
さっぱり意味がわからなくなる。
奏「ちょっと見てきますね」
俺「あ、はい」
――なんか「お前残ってろ」の雰囲気――
奏「……」
紫「すみません」
俺「あ。」
しばし待つ。報告を聞く。2つ目の東口があったらしい。
どういうわけかというとこの通り。画面左側に「東口」と名のつくものが2つ存在する、と。
それでもう一回行ってTB氏をこっちに連れてくることに。
こちらも、待ってる内に豆乳氏に遭遇。これで揃った。
奏「それじゃ罰ゲームを」
豆乳氏に「紫鴉氏の眼鏡を30秒間掛ける」という刑が執行される。
持ち主によれば、度が恐ろしい程入っているとのこと。
T「皆撮ってるし」
俺「あ、カメラ出し損ねた」
で……
奏「どうします。」
T「どうしようか。」
俺「どうする。」
とりあえずそこらへんをほっつき歩くことになった。
が、向かった先は……。
第二章 腐女る ― くさる
T「どこ行こうか?」
豆「じゃあとりあえずアニメイトで」
紫「えー」
T「いきなりそこかよ」
奏「とりあえずどこかへ」
↓
俺「どこへ向かってるんだろう」
奏「さぁ……」
↓
豆「あったー!」
立て看板。何故か地味な場所に置いてある。ちなみにこれは帰りに撮った。
俺「これは……」
T「まさか朝っぱらからアニメイトに行くことになるとは思ってなかった」
入店を躊躇していたらその間に皆入っていたので、自分も異次元空間に突撃。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
店内は、私からは「同人誌まで幅広く取り扱っている漫画屋」としか言えません。
多分私以外のメンバーならもっと解りやすく形容してくれるのでしょう。
事前に聞いていた通りピンク色や白が多くて直視できない。
「アレだから」というよりはコントラストが激しすぎて目が痛かった。
というか、幾分マシ(少なくとも私はそう思う)なTB氏も、
普通に豆乳氏や紫鴉氏に倣ってそこらのコミック拾い上げては、
「何が『今日は暇だからお前達を倒す』だよwww意味わかんねえwww」
とかやってたんですけどね。
わざわざ凝視してその度に回避行動をとるのもどうなのかと思った。
私は彷徨うだけでした。というか、あんなところに長いこと居ると、
自然に身体が疼いてきます。「脱出衝動」というか。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
そのうちに結構時間が経ったのでアニメイトを出ることに。
階段かエレベーターか揉めていたので、私は真っ先に階段へ。
紫「ひーさんいろんな意味で大丈夫?」
T「もうすっかり気力削がれてるよ」
俺「……」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
その通りだ諸君。
私はてっきり入った瞬間に拒絶反応を起こして逃げ出すような空間を想像していたのだが、
実際来てみると、この苦しさは地獄の瘴気とか毒ガスの感じに近いような気がした。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
アニメイト店内から脱出した瞬間の感想。
外気が美味しい!
その後、ファミリーマートで昼食を確保。
脳内で暗算をしながら、合計金額が1000円以内に収まるように調整して、
金額は975円に収まった……が、気まぐれで100円を募金箱の中へ。調整の意味なし。
とはいえメンバー中では食費1000円は異様でした。
あれは別に昼食分だけではなかったのですが。
この時11時半ごろ。ファミリーマートを出てしばらく徘徊し、歌広場発見。
第三章 騒音ぐ ― さわぐ
歌広場の料金設定は30分、フリードリンク飲み放題付きで140円。―――――――――――――――――――――――――――――――――――
筐体の代金やKASRACの取り分を払ってしまえばもうバンバン収入が入るのだろうか。
ドリンク類の原価は1リットル10円弱ぐらいらしいが、それにしても安い。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
――何故か地上の階段へ行く面々――
俺「えっ」
豆「地下だよ阿呆」
俺「は?」
豆「え?『は?』とか言われたんだけどすごい怖い」
俺「いや、地下なのに何で地上に行ってるんだろう、という話なんだが」
まずは紫鴉氏を除く全員で国歌斉唱。いい歌ですね。
そして「王様ゲーム」とやらがスタート、
「X番がYを歌う」という形で、開始早々仕組まれているのではないかという的中率で
私になんたらセーラーふく歌えとかいう勅令が出されたのであった。
歌詞も音程も知らないしテンポが速くて私には無理だと思ったので、
飽くまで黙殺を貫いて義務を豆乳氏に押し付けました。
というか、飯食ってた。
その後は仕組まれているのではないかという的中率でポンキポッキーゲーム等、
何だかんだでとても長い&頭痛のする2時間半でした。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
この会のメインであるはずのカラオケの記述がかなり短いのは、
私はメインがカラオケであるにも拘らずカラオケなんか全く興味がなかったからで、
私は君が代を除いて一曲も歌っていなかったからというのもある。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
あとは、奏汰氏の歌う「案山子」(さだまさし)がよく話題になった。
豆「渋い……」
T「こんなのを歌う中学生って……」
紫「そもそもこんな歌どっから仕入れたの……」
俺「実にいいと思うよ」
周囲の目線を気にせず歌っていました。
第四章 迷走う ― さまよう
カラオケが終わって時刻は2時45分くらい。
T「サンシャインシティでも行くか」
サンシャインシティへの入り口についたものの、
エスカレーター前には長蛇の列が出来ていて、エレベーター前もかなりの人が。
俺「駄目だこりゃ」
豆「あー……」
T「撤収撤収」
さらに暫く歩いて割と広いゲーセンへ。
私が店内を見回したその隙にもう皆は散り散りに。
仕方ないのでTB氏と奏汰氏についていくことにした。
着いた先は音ゲーの筐体でした。勿論私は見学で。
そうこうしている内に20分くらい経過。
腐、もとい女子の方はどうしているのだろうと思って出口に戻ったら既に待っていた。
豆「何やってたの?」
T「ああ、ギタフリだよギタフリ」
豆「ずっと遊んでたのか」
紫「酷い……」
確か、台を叩くことでかなりの数を落とした奴を見た覚えがある。
その後はもう完璧にやることがなくなったので、原点回帰のように池袋駅へ戻る。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
最近ではどのOFF会でもそうなのだが、このレポートでいうここら辺
(完璧にやることが無くなる終了1時間前~の時間帯)
から、自然と参加者達は詮索合戦のようなことをし出す。
「確か誰々の本名がXXで漢字でXXと書いて電話番号が(略)でしたよね?誰々さん。」
私はこの詮索合戦が大嫌いだ。否、傍で聞いているだけでも精神的にくる。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
時刻は3時半を少しまわったくらい。あと1時間というところか。
特にやることもないし、近くにマクドナルドがあったのでそこで休憩することに。
あ、そうそう。
駅前に右翼の街宣車が停まっててすっごくうるさかったよ。
できれば撮りたかったが、右翼団体の傍でフラッシュを焚くのもアレなのでやめました。
第五章 駄弁る ― だべる
店内は「ゆったり175席」とか書いてありながらほぼ満席の状態。
奥に突き進んで、喫煙席の一角のカウンター席にようやく空きを発見。
マックフライポテト(L)2つを注文、きっちり一人当たり116円払う。
後は周囲との温度差などなんのその、結界でも張ってあるかのように喋り捲ります。
(俺以外は)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
気力の消耗やその他の理由により生ける屍みたいになっていたため、
終了後でもこのへんの話は記憶に殆ど残っていません。
本当は何単語か言葉は発したのですが、つい中途半端なところで発したため、
逆に完璧に黙殺を通していたほうが、「良いキャラが醸し出されてたよ」等、
変なレッテルを貼られなくて済んだかもしれないと思う現在の私。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
T「つーか、何を聴いてるのがすごい気になるんだけど」
豆「曲あるんなら歌えよ」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
カラオケに収録されてねーんだよ糞
……ほかにも会話の所々で思うところはいっぱいあったが、失念したので不明。
「ふぇらいとじしゃくの今後」とか、7割方の内容は冗談なんじゃないかと思った。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
そうして、耐え難きを耐え忍び難きを忍び――
――ついに4時25分。本来ならあと5分で解散になり、この場所を脱出できる。
俺「あの……」
ほか一同ペチャクチャペチャクチャペラペラ
俺「そろそろ出ませんか?」
言えた……ついに言えた……!
T「え」
奏「え」
豆「えっ」
紫「えっ」
俺「あ……」
\(^o^)/オワタ
……私の一言が歯止めになったのかならないのか、
結局は4時45分になってようやくマクドナルドからの脱出に成功。
T「んじゃそろそろ帰りますか」
俺スタスタスタスタ
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
「やったぞ!やっとここを出れるぞ!」
そう思うと自然に足が速くなった。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
T「ちょww」
奏「早い早いw」
紫「ひーさん早い」
豆「あw」
マクドナルド店内から脱出した瞬間の略
外気が美味しい!
いよいよ本当に最後です。
写真:上のほうにいる何者かによる攻撃を受けて蹲る豆乳氏
最終章 離散る ― ちる
俺「(まだ街宣車の演説やってるし……)」
T「レポートに書くことないねw」
俺「というか、本当に大晦日まで引っ張るの?」
T「というかそうしないと提出物がね。」
豆「提出物とか何出せばいいのさ」
T「絵でも描いてろ」
――16時50分頃、池袋駅前にて解散。
俺「それじゃあ」
T「解散ということで」
奏「お疲れ様でした!」
……こうして『第8回ふぇらいとじしゃくOFF会』は閉幕したのであった。
解散時の池袋駅東口外。完璧に真っ暗。
帰りは当然行き方が違うので、奏汰・紫鴉組とそれ以外に分かれる。
俺「(あー、池袋駅を入口とするとすごく複雑な構造だ……
まあ2人について行きゃいいか)」
俺「(あれ?でも2人は別のほう通って帰るんだったような。表示板見るか)」
くるっ
俺「(あ、やっぱりJRは反対側だ。危ない危ない。)」
すたすたすた
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
豆乳氏曰く「なんか突然止まって居なくなった」らしいですが、
実際はただ表示板見て進行方向変えただけです。悪しからず。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
その後は、道形に帰っていきました。
帰りに余った資金でまたマクドナルド寄って帰ったりね。
バス待ってる間にポテトの一本二本つまみ食いしたりね。
バス降りて満天の星の下夢想に耽ったり……
――かくして私の長い戦いは幕を閉じたのであった――
第8回ふぇらいとじしゃくOFF会レポート 完
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆今日の単語集
つもり【心算/積もり/積り】:
実際はそうでないのに、そうなったと仮定した気持ち。
しけん【私見】:
自分一人の意見・見解。また、それを謙遜していう語。
ど【度】:
眼鏡の強さを示す単位。焦点距離をメートルで表した数の逆数で示す。
ほっつく:
当てもなくあちこち歩き回る。
けいよう【形容】:
物事の姿・性質・ありさまなどを言い表すこと。
コントラスト【contrast】:
写真・テレビ画像などで、明るい部分と暗い部分との明暗の差。
ならう【倣う】:
すでにあるやり方、例をまねて、そのとおりにする。手本としてまねをする。
うずく【疼く】:
傷口などが脈打つように痛む。ずきずき痛む。心に強い痛みを感じる。
しょうどう【衝動】:
動作または行為を行おうとする抑えにくい内部的な欲求。
しょうき【瘴気】:
熱病を起こさせるという山川の毒気。
きょうたい【筐体】:
機器類を収める箱形の容器。
ちょくれい【勅令】:
天子や国王の命令。
あくまで【飽くまで】:
物事を最後までやりとおすさま。徹底的に。
もくさつ【黙殺】:
無視して取り合わないこと。
かいき【回帰】:
ひとまわりして、もとの所に帰ること。
せんさく【詮索】:
細かい点まで調べ求めること。
いけるしかばね【生ける屍】:
肉体的に生きているだけで、精神的には死んだも同然の人。
うよく【右翼】:
保守的または国粋的な思想、立場の一派。また、その者。
がいせんしゃ【街宣車】:
<「街頭宣伝車」の略>宣伝活動をしながら街頭を走る自動車。また特に、
スピーカーを積んで大音量で軍歌などを流しながら走る、右翼団体の宣伝車。
だべる【駄弁る】:
とりとめもないおしゃべりをする。
レッテル【letter】:
ある人物や物事についての断定的な評価。
しつねん【失念】:
うっかり忘れること。ど忘れ。物忘れ。
うずくまる【蹲る/踞る】:
からだを丸くしてしゃがみ込む。
いわく【曰く】:
(副詞的に用いて)~が言うには。
あしからず【悪しからず】:
相手の希望や意向に添えない場合などに用いる語。
悪く思わないで。気を悪くしないで。
みちなり【道形】:
道路のまま。道筋に従うこと。
かくして【斯くして】
前に述べた事柄を受けて、新しい事柄を述べるときに用いる語。
目次(参考文献:ガリレオ)
第一章・起床る(おきる)
第二章・腐女る(くさる)
第三章・騒音ぐ(さわぐ)
第四章・迷走う(さまよう)
第五章・駄弁る(だべる)
最終章・離散る(ちる)
解説・今日の単語集
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第一章 起床る ― おきる
親が出かけるそうだからついでに乗せて貰った。
車で行ったので本来の予定より10分くらい早く、9時20分くらいに着いた。
が
「武蔵野線各駅でお待ちのお客様にご連絡いたします。南越谷駅付近を走行中の
車両に異常が見られたため、現在車両の緊急点検を行っています。乗車中の
お客様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、運転再開まで今暫くお待ちください。」
( ゚д゚)……
結局到着したのは本来の予定を5分過ぎて10時25分。
奏汰氏と紫鴉氏を発見。
俺「こんにちは」
奏「うぉっ!?」
俺「え」
奏「びっくりした」
紫「どこから来たんですかw」
俺「いや、そこから。」
それから3人で待つ。
池袋駅東口の情景。
奏「ひーさん」
俺「ん?」
奏「遅く来た方になんか罰ゲームをさせないかと紫鴉が言ってるんですが」
俺「いいんじゃないですか。」
紫「何にしましょうか」
俺「それを考えるのはあなたたちの役目でしょう。」
(いろんな意味で)
集合時刻の30分を過ぎて35分、40分と経つが、一向にTB氏と豆乳氏が現れない。
奏「連絡します?」
俺「そろそろするべきですかね」
紫「ちくわさんと豆さんのどっちに」
俺「どっちでもいいんじゃないですか?」
奏「ちょっと連絡してくるので、誰か一人残っててm」
俺「わかりました」
しばし待つ。報告を聞く。豆乳氏はもうすぐ来るとのこと。安堵。
しかし、TB氏は何故か「30分丁度に着いた、でも周りに誰もいない」と言っているらしい。
さっぱり意味がわからなくなる。
奏「ちょっと見てきますね」
俺「あ、はい」
――なんか「お前残ってろ」の雰囲気――
奏「……」
紫「すみません」
俺「あ。」
しばし待つ。報告を聞く。2つ目の東口があったらしい。
どういうわけかというとこの通り。画面左側に「東口」と名のつくものが2つ存在する、と。
それでもう一回行ってTB氏をこっちに連れてくることに。
こちらも、待ってる内に豆乳氏に遭遇。これで揃った。
奏「それじゃ罰ゲームを」
豆乳氏に「紫鴉氏の眼鏡を30秒間掛ける」という刑が執行される。
持ち主によれば、度が恐ろしい程入っているとのこと。
T「皆撮ってるし」
俺「あ、カメラ出し損ねた」
で……
奏「どうします。」
T「どうしようか。」
俺「どうする。」
とりあえずそこらへんをほっつき歩くことになった。
が、向かった先は……。
第二章 腐女る ― くさる
T「どこ行こうか?」
豆「じゃあとりあえずアニメイトで」
紫「えー」
T「いきなりそこかよ」
奏「とりあえずどこかへ」
↓
俺「どこへ向かってるんだろう」
奏「さぁ……」
↓
豆「あったー!」
立て看板。何故か地味な場所に置いてある。ちなみにこれは帰りに撮った。
俺「これは……」
T「まさか朝っぱらからアニメイトに行くことになるとは思ってなかった」
入店を躊躇していたらその間に皆入っていたので、自分も異次元空間に突撃。
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店内は、私からは「同人誌まで幅広く取り扱っている漫画屋」としか言えません。
多分私以外のメンバーならもっと解りやすく形容してくれるのでしょう。
事前に聞いていた通りピンク色や白が多くて直視できない。
「アレだから」というよりはコントラストが激しすぎて目が痛かった。
というか、幾分マシ(少なくとも私はそう思う)なTB氏も、
普通に豆乳氏や紫鴉氏に倣ってそこらのコミック拾い上げては、
「何が『今日は暇だからお前達を倒す』だよwww意味わかんねえwww」
とかやってたんですけどね。
わざわざ凝視してその度に回避行動をとるのもどうなのかと思った。
私は彷徨うだけでした。というか、あんなところに長いこと居ると、
自然に身体が疼いてきます。「脱出衝動」というか。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
そのうちに結構時間が経ったのでアニメイトを出ることに。
階段かエレベーターか揉めていたので、私は真っ先に階段へ。
紫「ひーさんいろんな意味で大丈夫?」
T「もうすっかり気力削がれてるよ」
俺「……」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
その通りだ諸君。
私はてっきり入った瞬間に拒絶反応を起こして逃げ出すような空間を想像していたのだが、
実際来てみると、この苦しさは地獄の瘴気とか毒ガスの感じに近いような気がした。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
アニメイト店内から脱出した瞬間の感想。
外気が美味しい!
その後、ファミリーマートで昼食を確保。
脳内で暗算をしながら、合計金額が1000円以内に収まるように調整して、
金額は975円に収まった……が、気まぐれで100円を募金箱の中へ。調整の意味なし。
とはいえメンバー中では食費1000円は異様でした。
あれは別に昼食分だけではなかったのですが。
この時11時半ごろ。ファミリーマートを出てしばらく徘徊し、歌広場発見。
第三章 騒音ぐ ― さわぐ
歌広場の料金設定は30分、フリードリンク飲み放題付きで140円。―――――――――――――――――――――――――――――――――――
筐体の代金やKASRACの取り分を払ってしまえばもうバンバン収入が入るのだろうか。
ドリンク類の原価は1リットル10円弱ぐらいらしいが、それにしても安い。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
――何故か地上の階段へ行く面々――
俺「えっ」
豆「地下だよ阿呆」
俺「は?」
豆「え?『は?』とか言われたんだけどすごい怖い」
俺「いや、地下なのに何で地上に行ってるんだろう、という話なんだが」
まずは紫鴉氏を除く全員で国歌斉唱。いい歌ですね。
そして「王様ゲーム」とやらがスタート、
「X番がYを歌う」という形で、開始早々仕組まれているのではないかという的中率で
私になんたらセーラーふく歌えとかいう勅令が出されたのであった。
歌詞も音程も知らないしテンポが速くて私には無理だと思ったので、
飽くまで黙殺を貫いて義務を豆乳氏に押し付けました。
というか、飯食ってた。
その後は仕組まれているのではないかという的中率で
何だかんだでとても長い&頭痛のする2時間半でした。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
この会のメインであるはずのカラオケの記述がかなり短いのは、
私はメインがカラオケであるにも拘らずカラオケなんか全く興味がなかったからで、
私は君が代を除いて一曲も歌っていなかったからというのもある。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
あとは、奏汰氏の歌う「案山子」(さだまさし)がよく話題になった。
豆「渋い……」
T「こんなのを歌う中学生って……」
紫「そもそもこんな歌どっから仕入れたの……」
俺「実にいいと思うよ」
周囲の目線を気にせず歌っていました。
第四章 迷走う ― さまよう
カラオケが終わって時刻は2時45分くらい。
T「サンシャインシティでも行くか」
サンシャインシティへの入り口についたものの、
エスカレーター前には長蛇の列が出来ていて、エレベーター前もかなりの人が。
俺「駄目だこりゃ」
豆「あー……」
T「撤収撤収」
さらに暫く歩いて割と広いゲーセンへ。
私が店内を見回したその隙にもう皆は散り散りに。
仕方ないのでTB氏と奏汰氏についていくことにした。
着いた先は音ゲーの筐体でした。勿論私は見学で。
そうこうしている内に20分くらい経過。
腐、もとい女子の方はどうしているのだろうと思って出口に戻ったら既に待っていた。
豆「何やってたの?」
T「ああ、ギタフリだよギタフリ」
豆「ずっと遊んでたのか」
紫「酷い……」
確か、台を叩くことでかなりの数を落とした奴を見た覚えがある。
その後はもう完璧にやることがなくなったので、原点回帰のように池袋駅へ戻る。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
最近ではどのOFF会でもそうなのだが、このレポートでいうここら辺
(完璧にやることが無くなる終了1時間前~の時間帯)
から、自然と参加者達は詮索合戦のようなことをし出す。
「確か誰々の本名がXXで漢字でXXと書いて電話番号が(略)でしたよね?誰々さん。」
私はこの詮索合戦が大嫌いだ。否、傍で聞いているだけでも精神的にくる。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
時刻は3時半を少しまわったくらい。あと1時間というところか。
特にやることもないし、近くにマクドナルドがあったのでそこで休憩することに。
あ、そうそう。
駅前に右翼の街宣車が停まっててすっごくうるさかったよ。
できれば撮りたかったが、右翼団体の傍でフラッシュを焚くのもアレなのでやめました。
第五章 駄弁る ― だべる
店内は「ゆったり175席」とか書いてありながらほぼ満席の状態。
奥に突き進んで、喫煙席の一角のカウンター席にようやく空きを発見。
マックフライポテト(L)2つを注文、きっちり一人当たり116円払う。
後は周囲との温度差などなんのその、結界でも張ってあるかのように喋り捲ります。
(俺以外は)
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気力の消耗やその他の理由により生ける屍みたいになっていたため、
終了後でもこのへんの話は記憶に殆ど残っていません。
本当は何単語か言葉は発したのですが、つい中途半端なところで発したため、
逆に完璧に黙殺を通していたほうが、「良いキャラが醸し出されてたよ」等、
変なレッテルを貼られなくて済んだかもしれないと思う現在の私。
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T「つーか、何を聴いてるのがすごい気になるんだけど」
豆「曲あるんなら歌えよ」
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カラオケに収録されてねーんだよ糞
……ほかにも会話の所々で思うところはいっぱいあったが、失念したので不明。
「ふぇらいとじしゃくの今後」とか、7割方の内容は冗談なんじゃないかと思った。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
そうして、耐え難きを耐え忍び難きを忍び――
――ついに4時25分。本来ならあと5分で解散になり、この場所を脱出できる。
俺「あの……」
ほか一同ペチャクチャペチャクチャペラペラ
俺「そろそろ出ませんか?」
言えた……ついに言えた……!
T「え」
奏「え」
豆「えっ」
紫「えっ」
俺「あ……」
\(^o^)/オワタ
……私の一言が歯止めになったのかならないのか、
結局は4時45分になってようやくマクドナルドからの脱出に成功。
T「んじゃそろそろ帰りますか」
俺スタスタスタスタ
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「やったぞ!やっとここを出れるぞ!」
そう思うと自然に足が速くなった。
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T「ちょww」
奏「早い早いw」
紫「ひーさん早い」
豆「あw」
マクドナルド店内から脱出した瞬間の略
外気が美味しい!
いよいよ本当に最後です。
写真:上のほうにいる何者かによる攻撃を受けて蹲る豆乳氏
最終章 離散る ― ちる
俺「(まだ街宣車の演説やってるし……)」
T「レポートに書くことないねw」
俺「というか、本当に大晦日まで引っ張るの?」
T「というかそうしないと提出物がね。」
豆「提出物とか何出せばいいのさ」
T「絵でも描いてろ」
――16時50分頃、池袋駅前にて解散。
俺「それじゃあ」
T「解散ということで」
奏「お疲れ様でした!」
……こうして『第8回ふぇらいとじしゃくOFF会』は閉幕したのであった。
解散時の池袋駅東口外。完璧に真っ暗。
帰りは当然行き方が違うので、奏汰・紫鴉組とそれ以外に分かれる。
俺「(あー、池袋駅を入口とするとすごく複雑な構造だ……
まあ2人について行きゃいいか)」
俺「(あれ?でも2人は別のほう通って帰るんだったような。表示板見るか)」
くるっ
俺「(あ、やっぱりJRは反対側だ。危ない危ない。)」
すたすたすた
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
豆乳氏曰く「なんか突然止まって居なくなった」らしいですが、
実際はただ表示板見て進行方向変えただけです。悪しからず。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
その後は、道形に帰っていきました。
帰りに余った資金でまたマクドナルド寄って帰ったりね。
バス待ってる間にポテトの一本二本つまみ食いしたりね。
バス降りて満天の星の下夢想に耽ったり……
――かくして私の長い戦いは幕を閉じたのであった――
第8回ふぇらいとじしゃくOFF会レポート 完
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◆今日の単語集
つもり【心算/積もり/積り】:
実際はそうでないのに、そうなったと仮定した気持ち。
しけん【私見】:
自分一人の意見・見解。また、それを謙遜していう語。
ど【度】:
眼鏡の強さを示す単位。焦点距離をメートルで表した数の逆数で示す。
ほっつく:
当てもなくあちこち歩き回る。
けいよう【形容】:
物事の姿・性質・ありさまなどを言い表すこと。
コントラスト【contrast】:
写真・テレビ画像などで、明るい部分と暗い部分との明暗の差。
ならう【倣う】:
すでにあるやり方、例をまねて、そのとおりにする。手本としてまねをする。
うずく【疼く】:
傷口などが脈打つように痛む。ずきずき痛む。心に強い痛みを感じる。
しょうどう【衝動】:
動作または行為を行おうとする抑えにくい内部的な欲求。
しょうき【瘴気】:
熱病を起こさせるという山川の毒気。
きょうたい【筐体】:
機器類を収める箱形の容器。
ちょくれい【勅令】:
天子や国王の命令。
あくまで【飽くまで】:
物事を最後までやりとおすさま。徹底的に。
もくさつ【黙殺】:
無視して取り合わないこと。
かいき【回帰】:
ひとまわりして、もとの所に帰ること。
せんさく【詮索】:
細かい点まで調べ求めること。
いけるしかばね【生ける屍】:
肉体的に生きているだけで、精神的には死んだも同然の人。
うよく【右翼】:
保守的または国粋的な思想、立場の一派。また、その者。
がいせんしゃ【街宣車】:
<「街頭宣伝車」の略>宣伝活動をしながら街頭を走る自動車。また特に、
スピーカーを積んで大音量で軍歌などを流しながら走る、右翼団体の宣伝車。
だべる【駄弁る】:
とりとめもないおしゃべりをする。
レッテル【letter】:
ある人物や物事についての断定的な評価。
しつねん【失念】:
うっかり忘れること。ど忘れ。物忘れ。
うずくまる【蹲る/踞る】:
からだを丸くしてしゃがみ込む。
いわく【曰く】:
(副詞的に用いて)~が言うには。
あしからず【悪しからず】:
相手の希望や意向に添えない場合などに用いる語。
悪く思わないで。気を悪くしないで。
みちなり【道形】:
道路のまま。道筋に従うこと。
かくして【斯くして】
前に述べた事柄を受けて、新しい事柄を述べるときに用いる語。
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お疲れ様でした。
私も是非行ってみたい。のですが以前、ひーさんが来てくれた時みたいに私の人見知りが素で出て折角会えたのにあまり喋れなかった。みたいなことになりそうで怖いのですよorz
そして一番の問題は資金
そして一番の問題は資金
人見知りと顔見知りの区別がつかない
人見知りは……アプローチも消極的だったからあの時は余計に気まずかった。
実際に来たら多分終了時までには慣れてると思うよ。
なにしろこっちは新参に飢えているのでね。
>資金
諸経費はお年玉かなんかで調達してくるとか。
寧ろ、お年玉以外では高額の交通費を調達できないような。
実際に来たら多分終了時までには慣れてると思うよ。
なにしろこっちは新参に飢えているのでね。
>資金
諸経費はお年玉かなんかで調達してくるとか。
寧ろ、お年玉以外では高額の交通費を調達できないような。
意味深だな
温度差があるんだろう。いろんな方面で。
あぁ、お疲れ様でした
確かに女子2人の後を黙って3人でついていくのもアレな気はする。
コーナーがコーナーだし。
スルースキルないともどかしくてやってられないね。多分。
コーナーがコーナーだし。
スルースキルないともどかしくてやってられないね。多分。
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